2017-08-31

日々雑記 2017 Aug. #3

21日(月)




辛い青唐辛子のみじん切り、みょうが薄切り、ミニトマトの輪切りを載せてチーズをかけて焼いたライ麦食パンとコーヒー。正直みょうがは必要なかった。




漬物二種(まだか漬け、にがうり酢醤油漬け)、もずく酢、なす煮、麦飯、みょうが味噌汁。飯と汁以外は保存食と市販のものと残りもの。まだか漬けは、母作。


22日(火)




昨日の残りの味噌汁に玉ねぎを入れて煮て、たまごを落としたものを麦飯にかけた。

3世紀ぶりに澁澤龍彦を読んでいる。この前読んだのは学生時代。『うつろ舟』(福武文庫)読了。もう笑うくらい覚えてないのだが、こんな部分があった。

あくる朝、材木座弁ヶ谷の隠れ家で、陳和卿がなにか胸さわぎのする夢から目をさますと、自分が寝台のなかで一匹の赤い蟹に変っているのに気がついた。
「ダイダロス」(『うつろ舟』 p. 205)

澁澤がカフカやってた!ぜんぜん覚えてないけど!

4309406629うつろ舟―渋澤龍彦コレクション   河出文庫
渋澤 龍彦
河出書房新社 2002-09by G-Tools

わたしが読んだのは福武文庫版だけど、いま手に入れやすいのはこれ。


23日(水)


朝、ベランダの溝の中でひっくり返ってジタバタしていたシロテンハナムグリ氏を救出。自力で立ち直れるかどうかしばらく見ていたのだけど、いつまでたっても起き上がれないでいるので救けた。自然界ではどうしているのだろう。ニガウリのツルにとまらせると、驚くほどの速さで登っていった。




裏側に切れ目を入れて、チーズをのせて焼いたライ麦食パンを折ったものと、コーヒー。


所用で京都駅の周辺に行ったのだった。


なのに、いただいたこのチケットを持っていくのを忘れたのだった。無念。27日までやっているので、注文中の本が入荷したら、受取りに行きがてら観てこよう。

美術展のチケットの多くは馴染みの書店の店長様がくださるのだけど、添えられている一言もたのしみなのだ。


ありがたく行かせていただきます。


これはめちゃくちゃ行きたいけど、無理っぽい。


24日(木)




残暑厳しいので冷やし豆腐丼。


25日(金)




さんま味噌煮缶丼。




ねぎピーマンかにカマ焼きそば。


26日(土)




花かつおを撒いて刻みねぎを載せ、醤油をかけた釜揚げうどん。




海老レモンスパゲティ。これに使ったメイヤーレモンというのが、皮が薄くて汁気たっぷりのよいレモンだったので、ひとつ残してあとは塩漬けにした。いちどモロッコのシトロンコンフィをつくってみたいけど、発酵させるものはもうちょっと涼しくなってからの方がいいような気がする。

夕方、ふと外を見ると、空がオレンジ色。これは夕焼けが凄そうと思ったらほんとに凄いことになってきた。しかしカメラのバッテリーは充電中。外の光景はどんどん凄いことに。ええいと充電を一時中止。


ほら。


こちらはスマホカメラで撮影。


27日(日)




刻みねぎと花かつおを混ぜて醤油を加えてぐるぐる混ぜたのを乗っけて、一味唐辛子をたっぷり振った猫めし(猫は食べてはいけません)。トッピングの構成は昨日の朝のうどんと同じなのだけど、あれは猫うどんというのだろうか。




もずくそうめん。

おやつ


桃を甘口の白ワインに漬けたのにレモン汁をかけた。梨でやっても美味しい。

夕方、涼みに出かけた。


ショウリョウバッタ。


正面顔もどうぞ。


穴だらけの石。海ではけっこうこういう石がみつかるけど、川で見たのははじめて。

買いものをして帰る。生の赤唐辛子が手に入った。


なんに使おう。


28日(月)




10枚切りのパン4枚のトースト、コーヒー。

本日の夕空


雨上がりに陽が差して、このあと日没後は少しピンク色に焼けた。


29日(火)

朝から出掛ける用事があり、ラジオ「夏休み子ども科学電話相談」は8時台しか聴けないのが残念だったのに、そのささやかな楽しみさえもが某国絡みのニュースでダメになってしまった。

用事は昼までには済んだので、出先近辺をうろつくことにした。


「ミズクラゲ」だそうです。

お昼はふと目に入ったベトナム料理店で。フォーもブンもカレーも肉ばかりの中、唯一プレートランチに魚料理があったのでそれをたのんだ。わたし以外のお客さんは全員フォーを食べていた。


(……肉も乗っていた)美味しかったです。


ベトナムコーヒー。トロっと濃いものを想像していたけど、薄めだった。コッテリ料理のあとなので、それでよかった気がする。

この後はあっちこっちうろついて、蕎麦猪口と木製のスプーンとフォークを買った。ベンチで休んでいたら、隣に座ったおじさんがなにかブツブツいっているので聞いてみたら、「12円足らんなあ。12円足らん。12円まけろ!12円まけろ!」と延々呟いてる。それもこっちをチラチラ見ながら。要求されているのだろうか。たとえ12円でもいわれのない金を払う筋合いはないので放置していると、ベンチの前方の寿司割烹の店の前のショーケースに向かって行った。お店の人と交渉している……激戦?の末、敗北したらしく、寿司の包みを提げて戻ってきた。「しゃあないなあ」ってアナタ……どんなお寿司を買ったのかちょっと興味が湧いて、ショーケースを見に行ってみた。巻きずしと助六、どちらも税込み432円……ってひょっとして、おじさんにとって妥当な消費税率は5%ということなのだろうか。

いつもの書店に立ち寄り、笙野頼子の新刊を注文して帰る。


30日(水)

午前はラジオをたっぷり楽しみ、午後は人が変わったように仕事に打ち込む。なぜなら納期が明日だから。ああ小学生のころも、いまごろ宿題をしていたなあ。雀百まで踊り忘れずとはよくいったもの、って意味違う。もうちょっと余裕をもって仕事に臨みたい(希望)。


31日(木)

電車の中で小さな蛾がひっくり返ってジタバタしていたので、助ける。


写真がブレブレだけど、キモントガリメイガだろうか。かわいい。指から離れてくれないので困っていたら降りる駅に着いてしまった。強制的に息で吹き飛ばす。またひっくり返ってしまったかもしれない。許してほしい。

仕事帰りに駅前のベンチに座っていたらハトが寄ってきた。



手前の子は脚が1本ないし、奥の子も指を傷めている。この辺のハトは人をほとんど恐れない。パンをわけてやると手から食べるくらい。そう、わけてやりました。いやもうたいへんなことになりました。脚に乗ってくるわ腕にとまるわ顔の前でホバリングするわ鞄に顔突っ込むわ持っているパンを直接狙ってくるわ。おかげでいま手の甲と腕がひっかき傷だらけである。パンがもうないことをアピールすると、隣の発泡酒飲んでるおじさんにまとわりついて、柿ピーのピーナツをもらっていた。たくましいのう。

0 件のコメント:

コメントを投稿