2017-07-31

日々雑記 2017 Jul. #3

21日(金)

仕事帰りに例のインド料理屋へ。今日も扉が開かない、と思ってたらカラリと開いてお兄さんが出てきた。「これ横に開けるドアね」とニッコリ。申し訳ございませんでした。

日替わりのカレー(ほうれんそうとチキン)でBランチをいただく。


辛さが選べるというけど、どんなものかわからないので、とりあえず中辛にしたが、もう少し辛いほうが好みだった。ナンとライスはおかわり自由。美味かった。また行きましょう。


22日(土)




麦めし、納豆、冷たい味噌汁。

怪しげな野菜をすべて刻んでラタトゥイユに


これは冷やしておいて、お昼は


ズッキーニのスパゲティ。

夕方散歩。


ナガイモが花盛り。


ヤナギハナガサ。風で揺れまくるのをなんとか撮ろうとしていて蚊に刺される(恒例)。

風邪ひいた。


23日(日)

朝の体温37.5℃。にがうりをひとつ収穫。


タイ風のサラダにしよう。

うん、たまごを茹でるの、失敗したね。


でも刻んでしまうので大丈夫(負け惜しみ)。




にがうりサラダ(失敗たまご入り)、豆腐丼、なすとミニトマトのスープ。ナンプラーが切れていたので、タレはふつうの醤油でつくった。いろいろイカンな今日は。まあ風邪ひいてるから勘弁してやる(誰を)(誰が)。

風邪っぴきの自分を甘やかすためにおやつを買ってきた。


あと、「わけあり」といわれたんじゃしょうがない、桃も買った。酒に漬ける。




24日(月)

朝の体温37.5℃。


冷やしラタトゥイユ、網焼きバゲット、ヨーグルトに野いちごジャム。

今日から夏のお楽しみ、「夏休み子ども科学電話相談」がはじまった。日記に書くと長くなったので、別に独立させた( 「「どこのだれがお父さんかわからない」――今週の「夏休み子ども科学電話相談」2017 Jul. 24-28」 )




ラタトゥイユにじゃがいもとミニトマトを足したカレー。

午後になると少し熱が上がるも38℃は超さず。昨日もそんな感じ。頭が痛くなってきたのでロキソニン投入してごろごろ過ごす。

夜は、匂いと味がわからなくなってきたので、もうなんでもいいやとカップ焼きそばを食べた。食感しかわからない場合、そうした食べものを食べることにより、味気なさというよりは情けなさを覚えるという知見を得た。もうしません。


25日(火)

朝の体温37.6℃。上がりも下がりもしない。にがうりをひとつ収穫。


朝食は冷やしあめ。


関東の方から「見たことない」といわれ、冷やしあめは関東にはないことを知り、さらに「名古屋でも見たことない」といわれ、どうやら関西限定のようだと知る。その後の調べ(ほかの人の)によると、関ケ原から東にはなく、広島から西にはないらしい。そうだったのか。


26日(水)

朝の体温37.2℃。夜中に咳がひどかったせいか、耳が痛い。今日は午後から出掛ける。

出先で撮った写真。


ルリマツリ。ずっとルリマツリの「マツリ」は「祭り」だと思っていたけど、実は「茉莉」だと今日知った。


十石舟の乗り場。


27日(木)

朝の体温37.4℃。いいかげん治ってほしい。

夕方に散歩。


人気の羽化スポット。


サルスベリのシーズンが始まったね。


青じそ見っけ。モリモリ茂ってほしい。


梨にゴマダラチョウ。


28日(金)

本日は外出しないといけない。咳が出ては困ると、昨日買っておいた咳止めを飲んで出かけたのだけど、盛大に咳が出てたいそう困った。怒らないからちょっと教えてくれないか、新コン◯ックせき止めダブル持続性。キミはちいとも効いていなかったのかな、それとも飲んでいなければあの30倍くらい咳が出たのかな、どっちなのかな?とか陰湿に怒っていたら、「肺や気管支に炎症があれば、コ〇タックくんひとりで押えるのは無理」と教えていただいた。コンタ○クくんをひどく叱らないでよかった。ていうか肺炎か気管支炎なんか、ワシ。

出先の近所でナンプラー買ってきた。


29日(土)

朝の体温36.9℃。やっとこさ37℃を切った。


にがうりをひとつ収穫して、朝めし。


昨日の出先の近く、商店街の昔懐かしいベーカリーで買った、3つ130円のパン。食べたらにがうりを調理。


佃煮中。




麩の照り焼き、ゆでたまご、オクラの胡麻和え、にがうり佃煮、白ごはん、なすの味噌汁。にがうりの佃煮ヤバい。ごはん何杯でもいける。ちなみにつくり方は、縦四つ割りにしたにがうりのワタをとって5㎜幅に切り、さっと湯通しし、醤油3:砂糖3:酢1の割合の煮汁と合わせて鍋に入れ、20分ほど煮たら花かつおを混ぜ、煮汁がなくなるまで煮るだけ。弁当にも重宝しそう。

ゆでたまごは、ヒビが入っても白身が流出しない方法がわかった。ちょっぴりの水で蒸せばいいのだ。鍋に50㏄程度の水とたまごを入れ、蓋をして中火で5~6分、火を止めて4分くらいで固めの半熟。今回4つ蒸してぜんぶにヒビが入っていたけど、まったく問題なしで、きれいな茹で(蒸し)たまごが完成。

3時のお茶はミント茶。


あっちこっちから刈り取ってきて、干したのを瓶に詰めた。たくさんできた。スケール感がよくわからないけど、この瓶はピクルスの大瓶で、1リッター以上入る。


30日(日)

朝の体温36.9℃。37℃を切ったというだけで、高めで安定ってなんなんだ。いい加減下がってほしい。にがうりをひとつ収穫。


うっかり黄色くしてしまった。

本日の朝食は冷やしあめ。


このまえのは料亭監修の上品な味だったけど、これが昔からなじみのある味。




このまえのにがうりサラダが美味かったので、そうめんに乗っけてみた。ナンプラーとレモン汁の相性は抜群。黄色くなりかけたにがうりは苦味が少なく柔らかいので、さっと水にさらしただけでシャキシャキの食感で美味しい。

おやつ


今日読んでいた本の断片


これは傑作ですよ(まだ途中だけど確信)。

夜、例のインド料理屋の前を通った。そのオレンジ色の扉には、緑のペンキで大きく矢印が描かれていた。申し訳ない(押したり引いたりして開けようとしたのがわたしだけでなかったことを祈ったりして)。あっ、オレンジと緑ってインド色だよねっ!!(罪悪感をまぎらわす)


31日(月)

朝の体温36.8℃。いまさらだけど、病院に行くべきだろうか。とか思いながらも午前中はラジオの実況で忙しく、午後はあれこれ用事もあったりで今日もまた行かずじまい。

用事ででかけたついでに撮ったアガパンサス。


花後も面白い造形。


なんかおじいさんみたいな小柄なヒマワリ。

咳はまだひどい。

「どこのだれがお父さんかわからない」――今週の「夏休み子ども科学電話相談」2017 Jul. 24-28

毎日暑くてやってられない今日この頃、夏のお楽しみ「夏休み子ども科学電話相談」がはじまりました。某呟き処において、毎年この時期は滅茶苦茶な勢いで実況するため、フォロワーさんが面白いように減っていく麩之介です。皆さまいかがお過ごしですか。

以前は一日の放送のまとめをやっておりましたが、今回は一日の私的ハイライトに絞り、ときにオマケもまじえつつ、一週間分まとめてみました。今週の司会は藤井彩子アナウンサー。


24, Jul. (Mon)

6歳男児「シーラカンスはどうして日本にいないんですか」

答える先生は、沼津港新開水族館 シーラカンス・ミュージアム 館長の石垣幸二先生。質問者は水族館で冷凍シーラカンスを見たというので、せんせいとてもうれしそう。「シーラカンスの化石が日本で見つかっていないから、日本にはいないということになっているんだと先生は思います」と、まだみつかっていないだけかもしれない、もしかしたらいるかもしれないから「いっしょに探そう!」と熱いお誘い。

石垣せんせい「いっしょに探そう!
6歳男児「……」
藤井アナ「せんせいがいっしょに探そうって。どうかな?」
6歳男児「……」
藤井アナ「……そこはあんまりなのかな」
石垣せんせい「ぼくががんばって探すね

見事な流れだけど……せんせい……負けるなせんせい……


25, Jul. (Tue)

小4男子「種と球根はなにが違うんですか」

迎えうつのは田中修先生。

田中せんせい「チューリップは本気になったら種もとれるの」
小4男子「えっ!」
田中せんせい「でも種つくらしてしまうと、栄養が全部種の方に行ってしまって、球根はできない。花一つ咲いたら種は50個くらいできるの」
小4男子「えっ!」
田中せんせい「球根は5個くらいできる。増やそうと思ったらどっち使う?」
小4男子「種」
田中せんせい「そうやね。けど球根は種より早く育つし、親とおんなじ色の花を咲かせる。種から育てると、どんな色の花が咲くかわからないの」
小4男子「ええっ!」
田中せんせい「めしべに花粉がついて、種ができる。でもどの花の花粉かわからない。見張ってるわけやないからね。種を作った花がお母さんやとしたら、どこのだれがお父さんかわからない

「どこのだれがお父さんかわからない」!しばらく笑いが止まらんかったわ。でもそらそうやね。球根はクローンだから親と同じ性質の子になり、交配で種ができると「お父さん」の性質も受け継ぐので、子にどんな性質が出るかわからない。

田中せんせい「だから、新しい品種を作っていくときは、種でやっていくの」
小4男子「へえー!」

小4男子くんのリアクションもとてもよくて、いい試合(?)だった!


26, Jul. (Wed)

今日はなかなか盛りだくさん。

小1男子「チョウチョはなんでまっすぐ飛べないんですか」

藤井アナ「どこで見たの?」
小1男子「このまえ捕まえに行って、標本にした」
藤井アナ「なに色のチョウチョ?」
小1男子「ナミアゲハ」

ちゃんと名前がいえる小1男子。久留飛せんせいの登場です。

久留飛せんせい「アゲハチョウ捕まえて、標本にしたんやね。すごいなあ。捕まえるの難しくなかった?」
小1男子「難しかった」
久留飛せんせい「動きが前後したり、まっすぐ飛んでないよね。ということは、鳥が捕まえようとしたときも、葉っぱみたいにフラフラ飛んでたら難しいよねえ。それがチョウチョのやり方や

質問者の「捕まえた」から「捕まえるのが難しかった」を導き、「フワフワ飛んで、捕まりにくくする、それがチョウチョのやり方や」!せんせいお見事!もちろん、なぜ飛び方がフワフワするのかの原理(4枚の羽根を同時に動かすから)の説明も怠らないせんせい流石!しかしそこへ、

藤井アナ「小1男子くんにホントは捕まりたくなかったんだって」

見事な追い打ちでした。


本日の瞬殺:

小5女子「スズメやカラスの死んでいるところを見たことがないのですが、どこで死んでいるのですか」
中村せんせい「いろんなところで死んでます」

秒でした。(もちろん死骸を見ない理由「捕食されたり、自然死・事故死の場合もそれを食べる動物がいる」という説明はされました)


本日のせんせいそれは……:

小4女子「お掃除ロボットはなぜ四角でなくて丸い形が多いのですか」
藤井アナ「おうちにお掃除ロボットはあるの?」
小4女子「ありません」
高橋せんせい「うちにはあります」

待ってせんせいそれ自慢?

高橋せんせい「ぼくはお掃除当番が嫌で、お掃除ロボットを買いました」「お掃除ロボットを使うと、ロボットが掃除しやすいように物をどけたり、人間も掃除するようになります」「それがお掃除ロボットのメリットです」

メリットって……本末転倒っぷり(そうじゃないけど)が素晴らしい。

藤井アナ「せんせいのおうちにはお掃除ロボットがあるんですね」
高橋せんせい「はい、ぼくのかわりに掃除してます」

なんか、なんかせんせい可愛いわ。しかしそんな(どんな?)高橋せんせいに、来るべくして来た(といおう)難問が襲いかかる!

小2男子「アトムは善と悪が判断できると聞きましたが、いまのAIにそれは可能ですか」

さあどうする!

高橋せんせい、冷静に「そもそも、いいことと悪いことってどういうことだろう」と問いかけ、「わかりません」と答えられると「そうだね。ぼくもわかりません」と、この問題の難しさ、善悪の判断に絶対的な基準は存在しないことを説明するせんせい、素晴らしい。すでに科学相談じゃない問題にも真摯に向き合う姿勢が尊い。


27, Jul. (Thu)

今日のハイライトはやっぱりこれかな。

小5男子「アリが一匹いなくなったら、他の仲間は気づくのですか」
久留飛せんせい「結論先に言うと、多分わからへんと思う」

「いっしょに出かけて行って、『あいつ帰ってけえへんし、どうしとるんやろ』って、心配になるわなあ。逆に『俺いなくなって、あいつ気がついてくれるかなあ』って。その、『あいつ』っていうのを認識してるかというのは……たぶん……」なんかちょっと切ない話になってきた。

久留飛せんせいといえば、今日はほかにも、小4男子の「カブトムシは地面に上がったら、なぜ1週間で死んでしまうのですか」という質問に、「1週間より、もうちょっと長く生きるんやけど、もっと長く生きたらいいのに、って思ってんの?」「はい」「そうやんなあ。カブトムシが長生きしたらいい、っていうのと、カブトムシ『たち』が長生きしたらいい、っていうのはちょっと違った意味になるんです……わかりにくいやろと自虐しながら、個体と種の生存について説明するせんせい。「すぐ死ぬということは、次の卵をうむのが早くなるということ。ひとつの世代の寿命が短いと、それだけ環境の変化への適応力が高くなって、種全体が長く続いていくことができる」と説明して、

久留飛せんせい「小4男子くん、どっちがいい?長生きしたい?」
小4男子「長生きしたいです」
久留飛せんせい「そうやんなあ」

ほかの先生方爆笑。


本日の味わい深い会話:

6歳女子「台風は合体するんですか」
藤井アナ「6歳女子ちゃんはどう思う?合体すると思う?」
6歳女子「しないと思う。見たことないし、たぶん仲よしじゃない」



本日の勉強になりました(わたしが):

林せんせい「サメには瞬膜という特殊な膜があって、目のゴミを落としたりします」
と、ここへ
成島せんせい「鳥にもありまーす」
飛び入り!
林せんせい「やはり鳥は魚から進化したという証拠ですね」
成島せんせい「そうですね」

ほおお!サメにも鳥にも瞬膜があるのは知ってたけど、結び付けて考えたことって、そういえばなかった。やっぱり面白いなあ、この番組。


28, Jul. (Fri)

本日は昼前には出ないといかん用事があるが、聴けるところまで聴くよ。

最初の挨拶で久留飛せんせい「疲れてます」……そうですね、ここまで毎日出ずっぱりですからね。そんなせんせいのお疲れが垣間見えた発言

久留飛せんせい「いもむしはいもむし状の形をしている」

間違ってません!間違ってませんが、せんせい!!


5歳女子「どうしてツマグロヒョウモンの幼虫は毒がありそうなのにないんですか」

藤井アナ「見たことあるの?どうだった?」
5歳女子「毒っぽかった」

いいなあ、「毒っぽかった」……さて、久留飛せんせいの回答は、

久留飛せんせい「あれは毒々しいなーって、わざと見せてるんです。黒と赤の模様は、なんか毒あるんちゃうかこいつ、っていう色。世界共通の合図みたいなもん。テントウムシも黒と赤。かわいいけど、さわったら黄色い汁をちょろっと出す。あれ舐めたら苦いねん。いや、舐めんでええけど。セアカゴケグモて知ってる?(「わかりません」)わからんわなあ。黒の体に、背中に赤の模様がついてます。これは本当に毒がある。こういうふうに、毒をもってるやつともってないやつがいる。毒もってないけど、もってるフリしてるのがおるんやねだからねえ、5歳女子ちゃん、騙されてんねや


本日の国司せんせい(今年は藤田せんせいがいらっしゃらないなあ):

「月がないとたいへんなことになるよ!?お月見ができないし、潮の満ち干がなくなっちゃう」

せんせい、お月見ができなくなる方が先ですか!


本日のコミュニケーション・ブレイクダウン:

5歳男子「アリはどうして土の中に住んでいるのですか」

藤井アナ「どうしてそう思うの?」
5歳男子「はい」
藤井アナ「……5歳男子くんはどう思う?」
5歳男子「うーーーーーん、庭にいると思う

強敵現る!

藤井アナ「じゃあ、せんせいに答えてもらいましょう。久留飛克明せんせいです」
久留飛せんせい「5歳男子くん、おはよう!」
5歳男子「……」
久留飛せんせい「……おはよう?」
5歳男子「おはよう」

手ごわい!

久留飛せんせい「アリには巣を作るアリと作らないアリが……巣って見たことある?」
5歳男子「見たことない」

どうするせんせい!

久留飛せんせい「……話を進めるね」

しゃあなしですな。そもそも巣とはなにかがわからない子を相手に、アリ社会について話を進めるせんせい。そのうちに熱が入ってきて

久留飛せんせい「子どもはいろんなこと考えるよね。アリの巣見つけたら、水かけたりせえへんかった?」
5歳男子「……」
久留飛せんせい「いい子はそんなんせえへんわな」
藤井アナ「そもそも巣を見たことがないので」
久留飛せんせい「そうやんなーそうやんなーw」

ナイスすぎるツッコみに死ぬかと思った。今日はもうこれで腹いっぱい。出かけますわ。また来週!

2017-07-20

日々雑記 2017 Jul. #2

11日(火)

朝ニガウリに水をやっていると、花にミツバチが来た。受粉はまかせたぞ。

近所で、インド人らしき人たちが数人で看板を取り付けようと働いていた。インド料理屋が近日中にオープンするようだ。うれしい。

文化博物館シネマホールで成瀬巳喜男監督『妻』を観る。

友人の英国みやげ


「エコバッグとか、そんなんでいい」といったら、行った先行った先でエコバッグを買ってきてくれた。うん、そういう意味じゃなかったのだけど、ありがとう。しかし、ナショナルギャラリーのは、袋から出したが最後、二度と収納できなくなるのではないだろうか。


12日(水)

本日の夕空


色がすごい。


14日(金)

そんなに暑くない気がしたし、インド料理屋がオープンしていたら食べていこうと思ったこともあり、JR駅から歩いて帰ることにした。


途中見た、飛び出せない飛び出し坊や。ガスメーターが全力で止めているように見える。

歩いてみたら存外暑かった。そしてインド料理屋は18日オープンであった。汗だくで帰宅、即着ていたものを脱ぎ捨て、冷やしうどんでも食べようと、鍋に水を汲んで火にかけ、湯が沸くまでにシャワーを浴びてしまおうと思ったが、ふと見ると洗濯物が干してあるのが目に入り、ベランダに出たらまた汗だくになるから先に取り込んでしまうことにして、灼熱のベランダから洗濯物を部屋に放り込み、部屋に入るやいなや下着も脱ぎ捨て、いざシャワー、と思ったら……湯が沸いていた。というわけで、全裸でうどんを茹で、氷水でしめているあいだに汗を流したのであった。うどんは麺つゆにすり胡麻をたっぷり振り込んで食べた。美味かった。

夕方、涼みがてら散歩。


ヒマワリはいいね。

本日の空




15日(土)

朝、ニガウリの実をひとつ収穫して、液肥をやる。


これまでに3つ収穫して、あと8つが待機中。

ベランダの衆には肥料をやっておきながら、自分は朝めしを食べるのを忘れていた。ということで、お昼。


ゴーヤー入りソーミンチャンプルー。

夕方、散歩する。


セリに花が咲いていた。涼やか。

この前見つけたカンゾウは、どうも誰かが採ってしまったようだ。花をたのしみにしていたのだけどな。これは普段行かない場所の、人の手の届かないところに咲いていたもの。


ヤブカンゾウ。ノカンゾウとの違いは、花が八重か一重かの違いなので、咲かないとわからない。

そしてツユクサのたくさん生えている場所を見つけた。一日花なので、既にしぼんでしまっていた。明日、早い時間に見に行こう。

帰りにスーパーに寄ったら、100%りんごジュースがお安かったので、暑い時期恒例のおやつを作成。


りんごジュース寒天。


16日(日)

朝8時前に家を出て、ツユクサを見に行く。


夏の青。

キレハノブドウ。


実が大きくなってきた。

エノコログサのなかに


なんかケルベロス的なのがいた。

帰りに、朝7時から開いているベーカリーで焼きたてのパンを買う。


で、朝食。激甘。




朝が甘すぎ脂っこすぎだったので、さっぱりと大根蕎麦にオクラ乗っけ、つゆは柚子胡椒風味。

本日のベランダのお客さんをご紹介。


ヒメカメノコテントウちゃん。ルーペ代わりに6倍の単眼鏡でガン見していたら酔った。ルーペ買おう。


セグロアシナガ嬢。ヒーロー登場!的なカッコよさ。お嬢さんなんだけど。

おやつと本


りんごジュース寒天おいしい。『剃刀日記』、とてもよい。


17日(月)




セグロアシナガ嬢は今朝もカッコいい。


本日の収穫


適期のものがあとひとつあるけど、どうしよう。




きゅうりがものすごく苦かった。にがうりの苦いのは「どんと来い」と迎え撃つ構えなのだが、きゅうりの苦いのは後ろから殴られたような不意打ち感。にがうりの苦味成分はモモルデシン、きゅうりの苦味成分はククルビタシンとそれぞれ違うものなので、「二種の苦味の冷やし中華」と名づけよう(名づけたところで、きゅうりの苦いのにはたまたま当たるしかないので、再現が極度に困難な幻のメニューである)。

おやつ


いただきもののゴーカなお菓子と、久しぶりのベトナムコーヒー。練乳はないので牛乳で。


18日(火)

夜、じゃがいもを塩茹でしてつぶし、残りものの苦いきゅうりとちくわ、魚肉ソーセージと傷みかけた玉ねぎをぶち込んだポテサラ作成。


いったい何人に食わす気なのかねワシは。美味かったけど。

あ、今日オープンのインド料理屋に行くの忘れてた。まあ、明後日の仕事帰りに寄ってみよう。


19日(水)




当然サンドウィッチであった。

ベランダの衆に水をやり、にがうりをひとつ収穫。


巻きひげが巻き付いているのがかわいい。

本日は在宅仕事なのだが、これがなんともまあストレスがたまるので、休み休み休み休みやっている。休んでばっかりで間に合わなかったらどうしよう。とかいってないでやろう。明日には渡せるようにしないと。


20日(木)

仕事帰りに近所のインド料理屋に向かっていて、インド人らしき人とすれ違った。たぶんお店の人だろう、休憩かな、と思いながらお店へ。"Please come in"と書かれた札の下がったドアを引く。開かない。押す。開かない。引いて押す。やはり開かない。施錠してありますねこれは。ひょっとして、さっきの人がワンオペでやってるのだろうか。どうもそんな気がする。待ってもいいけど、とんでもなく腹が減っていたので、今日のところは帰ってそうめんでも食べよう。

帰って速攻でそうめんを茹でた。写真はない。なぜなら腹が減りすぎていたから。空っぽの胃にそうめん二束、きゅうり、トマト、みょうが、青じそ、すり胡麻が秒で吸い込まれていき、人心地ついたわたしは、今日仕事先で久しぶりにお会いした方からいただいたよきものを出してみた。


いきさつは詳しく聞いていないけれども、「山分けしましょう!」と机にドサドサ出してくださったもの。ダルマイヤーのお茶はふたつ。ひとつには"Apfel-Birne"と書かれていて、これは「りんご-なし」だとすぐわかったけど、もうひとつの"Alpenkräuter"は、「アルプスのなにか」だと思うが"kräuter"の部分がよくわからない。"Kraut"といえば「キャベツ」だけど、「アルプスキャベツ」?ってなんじゃそりゃ?絵を見てもなんだかわからない。わかるものとわからないものがあれば、わからない方を選ぶのがわたしである。
あと白っぽい袋は「これ、お菓子です。おふたつどうぞ」とおっしゃってくださったもので、この薄さということは、ゴーフルのようなものだろうかと考えつつ、お菓子としては想像を絶する「サヴォイで朝食を」と、非常にわかりやすい「レモンパイ」をいただいたのだった。
帰宅してそうめんを食べ、落ち着いたところで辞書を出し、謎のアルプスキャベツを調べてみると、なんのことはない、「キャベツ」という意味ももちろんあるのだけど、加算名詞としての"Kraut"は「香草・ハーブ」であった。「アルプスのハーブ」じゃないか。んではまあ、このアルプスハーブを淹れて、「サヴォイで朝食を」をいただこう、と思って袋の裏面をよく見たら、


ティーバッグであった。「お菓子です」といわれた気がしたのだが。たぶんわたしの気のせいであろう。食い意地が張りすぎているとこうなるということだな。
ではこれを淹れることにしよう。袋には「原材料名:紅茶(スリランカ産)、香料」とあるだけで、なんの香りかは書いてない。袋を開けるとラズベリーとココナッツを合わせたような香りがふわあっと。いいですね。


いただきます。淹れてみると、ラズベリーっぽい中に、ナッツとバニラとクリームのような匂いも。さて、正解は(とっとと調べろ)……「ブルーベリー、ヨーグルト、バタースコッチ」だそう。近かったような、ぜんぜん当たってなかったような……とりあえず、ナッツはなかった。

あ、ほかにもベランダ育ちの青じそもいただいたのだ。しそ好きなのでたいそううれしい。ありがとうございました。もっとも、これを読んでおられるとも思えませんが。

夜はこれ。


明日もがんばろうって気になるね。